あみもの第三十七号感想①笛地静恵さん
Twitterでご希望をいただいて、あみもの第三十七号の感想を書かせていただきます。
少し早いですが短歌連作サークル誌「あみもの 第三十七号」公開いたします。なお、自作の全首転載は月が変わるまでご遠慮ください。どうぞよろしくお願いいたします。 #あみもの短歌https://t.co/9PtZ0TDIRu
— 短歌連作サークル『あみもの』 (@tanka_amimono) 2021年1月24日
あみもの第三十七号の感想を書かせていただきたいと思います。
— あざみ (@azami_samidare) 2021年1月27日
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一番目は笛地静恵さんの『テレビを見る時には部屋を明るくして隠れて見て下さい』。
最初に読ませていただいて目に留まったのは、「コンビニでアリガトだけを~」「見わたせば花も夢二も~」「ひのきの柱つややかに立ち~」でした。
「アリガト」という片言の発音が、テレビしか相手にしておらずに対人間ということに不慣れな感じを受けます。
「裏の空き家の冬の夕ぐれ」という景がもの悲しくも惹かれました。
「一枚の素肌をめくるかんな掛け」という比喩が、私には思い浮かびませんので、すごいなあと思いました。
笛地さんの連作は凝った印象を受けます。私には少し難しいですが、個性的でとてもいいと思います。